石に向かって　叫んでみる
なにも起こらないのは知っている
とりあえず　もう一度叫んでおこう

川で削られ　まんまるになり
触ってみたら滑らかになって
いろんなことに　研ぎ伏せられて

純情に摘み採られ
明日からの未来(さき)が見えなくなる
そして自分は　なにをしていいのか
全くもって　わからなくなる
嗚呼　あいつは今何をしているんだろうか


石を思い切り　蹴り飛ばしてみる
誰かにあたって運命の出会い
そんなこと　ばっかずっと考えているんだ

でも誰にも　掠(かす)りもしないで
転がって下の砂利にぶつかって
気付いたらもう　どっか行っちゃって

愛情に追い込まれ
心からの信号が見えなくなる
相変わらず　なにをしていいのか
今もまだ　わからないままで
嗚呼　どうやってこれから生きて行こうか


君は毎朝僕に言い聞かせてくれる
「恋は毎日始まって　陽が暮れたら終わる」
それを聴いて　やっと１日が始まる
もう　君に言うことはないよ
ほら　背中に羽根が生えてきた
ほら　飛ぶ準備はもう出来てんだ
さぁ　飛び立とう　あの空へ


純情に摘み採られ
明日からの未来(さき)が見えなくなる
そして自分は　なにをしていいのか
全くもって　わからなくなる
愛情に追い込まれ
心からの信号が見えなくなる
相変わらず　なにをしていいのか
今もまだ　わからないままで
嗚呼　どうやってこれから生きて行こうか


　　　行き先も知らぬままにこれから旅に出るんだ


---------------------------

第三弾UPです。

石の気持ちになってみました。
水に流されたり、蹴飛ばされたり、辿り着く場所もわからない孤独を
書いてみました。


ぜひ、感想をお待ちしております。




※ このサイトに記載した全ての歌詞の権利は、
　　　　　　　　　　　　　　作者bigstarに帰属します。